ダイエットの向き合い方

はじめに

突然ですが質問です。
ダイエットを始める際に、体重を落とすことだけでなく減量後の維持はどうするかについて具体的に考えていますか?
もし『ダイエット後もお食事改善と、激しい運動を続けないと維持できないのかな?』と思っているならご安心ください。今までしていたトレーニングや、食事管理をそのまま続ける必要はありません。
なぜなら、ダイエット中にしていたつらいランニングやつらい筋トレ、食事制限だったり食事メニューは体重を減らすためのもので、ダイエット後はその体重や体型を維持するための習慣に移していくからです。
とはいえ『目標体重になったからもう大丈夫!』や『リバウンドしないって言ってるジムで痩せたから』と油断して何もしなくなり、元の生活習慣に戻すともちろんリバウンドまっしぐらです。
では具体的に何をするのか?
もっとも重要なことは、体重や体型についての意識を失くしてしまわないことです。
ある程度体重維持ができるように、可能な限り毎日体重計には乗りましょう。
また、好きなものも適量は食べつつ、ドカ食いや暴飲暴食は避けてください。
できれば運動も週1回程度は行っていただきたいですが、意識的に階段を使ったり、少しの距離であれば歩いて行く。といったレベルでも十分です。

たったそれだけでリバウンドすることなく、ダイエット後の体重・体型が維持しやすくなります。
大きく増えてしまったものを落とすのは大変ですが、日々の変化に気がついて、数百グラム落とすぐらいは何てことありません。

ダイエット中は運動・食事ともにつらい部分があるかもしれませんが、ダイエット成功後の生活は、そうした毎日の少しの習慣だけお気をつけいただければ良いのです。

ダイエット成功者の強み

食事制限だけで痩せるのではなく、トレーニングなどの運動を取り入れてダイエットに成功した場合、体力も付き、筋肉も増えて基礎代謝も上がっているはずです。
そうすると、同じトレーニングでも消費カロリーが増え、無理に長時間のトレーニングをする必要がなくなります。
『今以上に筋肉を付けたい』とか『もっと絞りたいな』という場合は、これまでの運動習慣を継続するだけでOKです。これまでと同等またはこれまで以上の無理な食事制限はやめましょう。体型を維持するモチベーションを保つためにも、食べる楽しみを感じることも大切です。
ただ一方で、減量後は体が元に戻そうとエネルギーを多く取り込もうとします。そのため、モチベーションを保つためとはいえ毎食満腹まで食べてしまうのは厳禁です。その調節がなかなか難しい部分ではありますが、そこはダイエット成功者の強み!成功体験を通じて得た食事の知識で乗り越えられるはずです。

トレーニングの続け方

ダイエット成功後も筋トレを継続する場合、負荷の重さや回数を減らすと筋力が落ちてしまうので、もっと筋肉を付けたい人以外は、これまでと同じ負荷と回数で続けた方が良いです。
慣れてきたら徐々に負荷を上げていくこともアリですが、負荷をかけ過ぎてしまうとフォームが崩れたり、最悪のケースとしてケガに繋がることもあるので、十分に注意して慎重に強度を調節してください。
ダイエット成功後にリバウンドしないためには、小さな努力で構いませんので継続することが大事です。その点、筋トレは毎日しなくていいので、ランニング以上に続けやすいというメリットがあります。
最近では低負荷トレーニングでも、限界近くまでやれば筋肉は付くということが科学的に分かっているので、さらに引き締めたい人や筋力を付けたい人にとっても地道に続けることが一番です。
結局は摂取カロリーより消費カロリーが多くなれば体重は減り、摂取カロリーと消費カロリーがほぼ同じであれば体重は変わりません。節度ある食事と、ある程度の運動でこのバランスが保てていれば、リバウンドは絶対にありません。

たまにはサボることも必要

ダイエット中もダイエット成功後にも共通して言えるのは、楽な道は無いけど無理をすれば良いという訳でもないということです。
ダイエットが続かなかったり始められないのは、今までしてなかった事を始めるのに、最初からキツ過ぎる事をしようとしたり、高過ぎる目標を立ててるからではないでしょうか。
これまでたくさんのダイエットサポートを行ってきた経験から言えば、完璧を求めすぎる人のダイエットはうまくいかないことが多いです。もちろん、ダラダラと過ごしてしまうのも良くありません。大事なのはメリハリだと私たちは考えております。

運動はしっかりする!でも週1〜2回で良いです。
食事制限も頑張る!そのかわりご褒美の日があって良いのです。

【ダイエット成功とリバウンド防止には継続することが一番】
これは変わることのない真理だと思います。

長く続けるために、休むときはしっかり休んで、たまには自分を労ってあげてください。
それこそが、失敗しないための正しいダイエットとの向き合い方だと確信しております。

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